全国統一小学生テスト をご存じですか?
全国規模で年に2回行われている無料のテストです。
テレビでもCMが流れているので聞いたことがある方が多いと思います。
今回は中学受験する、しないにかかわらず、全国統一小学生テストを小学校一年生で初めて受けるメリットご紹介します。
このテストはお子さんへのメリットだけでなく、親御さんへのメリットもあり、メリットが満載です!
これを読んだらすぐに申し込みたくなりますよ~
全国統一小学生テストとは
全国統一小学生テストとは、四谷大塚が主催する全国の学習塾で一斉に年に2回行われる無料のテストです。
平均して受験者は各学年1万人以上とされています。すごい母体数ですよね。
2007年の開始当初は小学三年生からの受験でしたが、今では小学一年生や年長さんから受験できるようになりました。
成績上位者(各学年成績上位50名)による決勝大会もあるそうで、優秀者には記念品も贈呈されるそうです
小学一年生で初めて受けるメリット
小学一年生で初めて受ける最大のメリットは2つあります。
ひとつづつ順番に紹介しますので是非最後まで読んでくださいね。
本人のメリット テストというものを知ることでができる
小学一年生の初めから全国規模のテストを受けることで、
今後の学生生活で直面するテストというものを早くから知る事が出来ます。
世の中にはテストというものがあって、その結果で順位付けされて、成績というものがつく。
テストで良い結果を残すためにはできなかったことを見直して確認する。
見直して、理解して、確認して・・・
その積み重ねが世の中にあるということを、早くから知る事できます。
その結果、勉強が特別なものではなく、日常になります。
勉強習慣をつけるには、もってこいのチャンスです。
また、一年生ですと結果が思わしくないときも、
「初めてのテストだし」、「小学校受験した子もいるし」、「知らない場所で受験したし」っと、
できなかった理由がたくさん存在します!
小学一年生なんて、知らない会場で知らない人に囲まれて緊張しながらも、ちゃんとテストを受けただけで合格点です!
うちの子は中学受験なんてしないし、勉強なんていいから外で遊んで欲しい。
そう考える親御さんもいるかと思いますが、テストで成績が付くこの世の中。
少なくとも義務教育の間は勉強やテストは避けては通れません。
気軽な気持ちで、年に二回の勉強イベントっと思って受験したらよいかと思います。
子供の経験値を上げる一つのチャンスだと思ってぜひ受験させてみてください。
親へのメリット 我が子の現実を知ることでができる
二つ目のメリットは親へのメリットです。
正直…このメリットの方が大きいかなと感じています。
このテストはその名の通り、全国レベルの規模で行われるため、子供たちの全国レベルの標準を知ることができます。
もちろん、受験者に若干の偏りがあり、正しい偏差値が出ないという意見もありますが、
小学校の低学年で偏差値云々はあまり重要でないかなと思っています。
では、親御さんへのメリットっていったい何?となりますよね。
そもそも全国統一小学生テストに関心を持つご家庭のお子さんなら
決められた時間、歩き回ったりせず、机に向かうことができるようなお子さんかと思います。
一般的に、3歳くらいから小学一年生くらいのお子様は、興味のあるものに対しての記憶力が長けています。
電車の駅名を覚える、国旗を見て国名をいえる、昆虫の学名を覚えているような子もいました。
我が子のそんな姿を見て、「うちの子天才かも?」っと思う親御さんはたくさんいます。
実はそんな親御さんが早めに現実を知る良い機会です♪
そのために、小学一年生で初めて受けるときは対策をせずに受けましょう。
そうすることでお子さんの正しい立ち位置を知り、親が過度な期待をせずにすみます。
もちろん中には本当に賢いお子さんもいるので、
「やっぱりうちの子優秀」と再認識できればそれはそれですね❤
良くも悪くも
お子さんを正しく理解することが、今後の家での学習環境の良し悪しに繋がります。
学年があがるにつれて「どうしてこんな問題ができないの?この間この問題やったよね?」っという感情が沸き、その不満を態度や口に出してしまうことで、お子さんの学習意欲が削がれます。
勉強は出来たことを褒めてあげることで好きになり、
好きになれば勉強が日常になり、
結果自然に知ることの喜びを体感して、知識の幅も広がっていきます。
勉強は一度苦手意識を持ってしまうとなかなか好きになってくれません。
義務で勉強するのではなく、知る喜び、問題が解けた喜びを体感することで、勉強が日常になります。
お子さんの現状を正しく理解することで、親御さんも冷静に現実と向き合い、
家庭での勉強環境が良いものになりますよ。
全国統一小学生テストを最大限に活用する方法
それでは全国統一小学生テストを、最大限に活用する方法をご紹介します。
親御さんとしては、つい偏差値に目が行ってしまいますがそこはまずは無視しましょう!
小学生低学年の偏差値に一喜一憂しても仕方ありません。
そこからの12年どういう勉強習慣で、どうやって学んでいくか。
それが一番大切だと思いませんか?
テストが終わったら親御さんはまず
診断レポートを見て 見直しー説明ー解き直し
をできるまで繰り返しやってあげましょう。
先ほども言いましたが、その時、絶対に怒ってはいけませんよ(笑
診断レポートには問題ごとの正答率も出ています。
正答率が高いのにできていない場合は、そのタイミングで確認しておくことが大切です。
そして、2回目以降受験するときはは少しでいいので対策をしてみましょう。
ネットで検索すると過去問や対策問題はたくさん出てきます。
1週間くらい前から1単元でもいいので少しずつ対策をすることで、テスト前は対策するのが普通だ!っということが日常になります。
それを繰り返していくだけで、お子さんの学習環境はどんどん良くなっていきますよ!
ちなみにこれは全部親御さんの役目です。
小学生が自分で見直し―解説読んで理解 なんて絶対に無理です!
大変~、無理! そんな時間ないーっと思う方もいるかもしれませんが、ぜひ頑張って時間を作って取り組んでみてください。
小学生の問題でも、一瞬 えっ??っと思うような即答できないような問題も普通に出てきます。
また、こういう問題やったなーっと懐かしく思ったりすることも。
目線を変えれば親自身も楽しみながらできるはずです。
まとめ
今回は、全国統一小学生テスト一年生で初めて受けるとメリットと活用方法についてお話しました。
我が子を育てる過程で、よくママ友からの愚痴で、
「テスト前に勉強しないでゲームばかりしているっ」と嘆いているのを聞きました。
でもよくよく聞くと、そういった子の特徴は中学の中間テストで初めてテストというものをを受けて、小学校の6年間で勉強の習慣がついていないお子さんでした。
食事をしたら歯を磨く、外から帰ったら手洗いする、テスト前には対策の勉強する
これが同じレベルで身についていれば何も問題ないですよね?
ちなみに勉強習慣をつけるのは全部親御さんの役目です。
小学生のうちは、テストの見直しも、勉強習慣をつける家庭環境も、
親御さんのやる気一つでどんどん良くなります。
勉強習慣をつけるきっかけに、全国統一小学生テストはもってこいのイベントです。
ぜひ、イベント(お祭り?)の一つと考えて受験してみてくださいね。
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