ご近所の訃報をきいたら?面識がなく親しくない場合の対応まとめ

今回はあまり親しくない近所の方の訃報を聞いた時のご挨拶の対応策を紹介します。

回覧板で訃報を知ったけれど、顔さえ思い浮かばない。
存在は知っているけれど会釈や見かける程度でほとんど面識がない。
都市部に住んでいる方は、そんなご近所の方が周りにたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

そういった場合の対処法を、都内戸建て自治会なし在住 25年の私の体験を含めてアドバイスいたします

自治会ありの場合

葬儀前に知った時

自治会がある場合、たいてい自治会長さん経由で連絡があったり、回覧板で連絡が来たりすることが多いと思います。

けれど、名前をみても聞いても、顔も思い浮かばないという場合もありますよね。

自治会がある場合は、任意という名の半強制的な、お香典の徴収があったり、葬儀の手伝いがあったりするのが今までは一般的でしたが、コロナ以降シンプルな家族葬が増えたため、昔よりは柔軟になったのではないでしょうか。

とはいえ、そういった訃報連絡がきた時はどう対応するか。。。

自治会がある場合ですが、可能な限り何も考えず自治会の方針に従うことをおススメします。

お通夜に参列が可能でしたら参加してしまいましょう。

なぜなら「郷に入っては郷に従え」まさにそのものです。

数千円を惜しんで、数時間を惜しんで、その後の地域コミュニティーに支障がでてしまい、住みにくいものになるなんて…
後から後悔したくないですよね?

お付き合いがほとんどない場合は、いろいろ思うこともあるかもしれませんが、葬儀に行かずに終わった後まで、しばらくの間あれこれ思い悩むよりは、思い切って自治会の方針に従った方が良いと思いますよ。


その時はお香典の金額も服装も自治会に相談してみてください。

葬儀後に知った時

葬儀後に知った時も、自治会の関係者に相談するのが良いと思います。

その地域の皆さんの様子がわかり、適切なアドバイスがいただけるのではないでしょうか。

一般的に地区の自治会長は持ち回りで役職が回ってきますよね?

いつ自分が取りまとめ役になるかわかりません。
自治会長さんに相談することでその後の自分の為にも勉強になりますよ。

自治会の慣習も少しずつ時代とともに変わっています。
必要最小限の慣習は引き継ぎつつ地域性に従ってみてください。

自治会なしの場合

葬儀前に知った時

このパターンはあまりないかと思います。
そもそも顔見知りでない方の場合は、葬儀前に知るすべがありませんよね。

でも偶然知ってしまうこともあります。

もし偶然ご家族から聞いたときはお悔やみの言葉とともにお手伝いの必要性を確認しましょう。

噂話で聞いたときは、心の中でお悔やみを・・・それで十分です。

というのも、あまり顔見知りでない方に葬儀で来ていただくと、それはそれで、その後の対応を悩んでしまうからです。

我が家の場合、裏の通りの方で苗字もあまりわからない(裏の三軒のどこがお宅か確定できないようなレベル)方が葬儀に来てくださっていました。

当日はわからず、芳名帳で後から知ったのですが、こちらとしてはお顔もわかりません💦
もし偶然お会いしてもお礼のご挨拶さえもできないことがわかっているので、それがとても気になってしまい、しばらくは裏の通りを使わないようにしていました。。。

あまり顔見知り出ない場合はわざわざ葬儀にいかなくても問題ないと思います。

葬儀後に知った場合

葬儀後に知った場合ですが
もしご家族から聞いたときはお悔やみの言葉だけで十分です。


噂話だったら心の中でお悔やみを・・・
本当にそれで十分です。

私の場合来ていただいてありがたかったけれど、ちょっとその後の対応に困ってしまった…
という経験があったので、葬儀が終わった後に知った時は、お伺いしたりせずに偶然会った時にお悔やみを言うという対応をしています。

お悔やみの言葉

お悔やみの言葉ですが、ネットやマナーブックをみると


ご愁傷様です
お悔やみ申し上げます
ご冥福をお祈りします

っと書いてありますね。

でも本当に皆さんこのような言葉を口にされるのでしょうか?

もちろんお上品に育った方はこういった言葉が自然に口からでるかもしれませんが、私はごく普通の中流家庭の人間なので、いざとなるとこういった言葉がするっと口から出てきません。

また実際にそういった言葉をかけていただいた時も、社交辞令的な気がして心に響きませんでした。

文面に書き起こす時はよいと思いますが、今回のようにご近所の方に偶然お会いした時にかけるお悔やみの言葉としては
(突然のことで)なんて言ったらいいかわかりませんが、大丈夫ですか?
寂しくなりますね。なにかお力になれるようなことがあればいつでも言ってくださいね。

といった普段から口にするような言葉をかけていただいた方が心に響きました。

もしなかなか偶然お会いできず、訃報からずいぶん時間が経ってしまったときなどは

少し前にご不幸があったと聞きましたが、お変わりありませんか?

といった言葉はどうですか?
状況にもよりますが、マニュアル通りの言葉より思いが伝わる気がしています。

まとめ

今回はあまり親しくない近所の方の訃報を聞いた時、ご挨拶の対応策として、自治会がある場合とない場合に分けてご紹介しました。


一言で言うと
自治会がある場合は自治会に従う
自治会がない場合は、会ったらご挨拶程度で問題ないと思います。


面識のないからから過度なお悔やみをいただいても、もちろんありがたいのですが多少困惑してしまう場合もあるからです。

弔事は執り行う方も、お伺いする方も、お互い慣れていませんよね。


お互い過度な負担にならないようにするのが一番だと思っています。


そしてお会いした時に故人をしのぶ気持ちを伝える
それが一番なのではないかと私は考えます。
皆さんはどのように感じますか?
参考にしていただければ幸いです。

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