中学受験 発表会や自宅練習のある習い事の対処法

中学受験/高校受験

中学受験の学習塾に行き始めた時
もともと続けていた習い事はどうしていますか?

習い事に関しては以前別の記事でもお話しました。

今回は習い事に関して受けた相談事例のご紹介です。

今回は小4のお嬢様
年長さんから習っているピアノの発表会。
中学受験塾に通い始めてから初めてのピアノの発表会での出来事です。

お嬢様はあまりピアノがお好きではないようで、
始めたばかりの中学受験塾の勉強の方が、今は興味があるようでした。

どうするピアノの発表会

中学受験塾に通い始めて、初めてのピアノの発表会。

本番は来月に迫っているのにタッチミスばかり。。
お母さまも家事をしながらそれを聞いてイライラ・・・

ついには練習の仕方に関して、一言アドバイスをするつもりが、
口に出して言ってしまったら、溜まっていた文句が止まらなくなり、
一番言ってはいけない言葉

「そんなんだからできないんだよ。勉強もそうだよね。」 

っと言ってしまったそう💦

ピアノの事だけを注意するつもりが、
物事の取り組み方を全否定するような言い方になってしまい、
自己嫌悪に陥ったお母さまでした・・・。

習い事の目的・子供の希望 を確認しよう

ピアノをはじめとする音楽関係の習い事に関しては、
毎日のレッスンがとても大切です。

私がピアノを習っていたころは、
「1日弾かないと、取り戻すのに3日かかる」
っと言われていました。

でも、
ピアノの先生になるわけでも、
音楽の道に進ませたいわけでもない。

ご両親は、情操教育の一環 としか考えていない。

まして、お子様が自主的に練習しないくらいの熱量だとしたら?

習い事の方向性を決めるときは、習い事の目的とお子様の希望を第一に考え
ーー継続する
ーー辞める、
ーー辞めるならその時期を検討する

必要があります。

発表会に出るときに、先生に伝える事 3つ

発表会に出る事を決めたら
先生としっかりコミュニケーションをとることが必要です。

先生の方針もいろいろあるかと思いますが
通常はお子様のレベルより高い曲が選曲されていることが多いです。

ちょっと難しい曲をしっかり練習することで
レベルアップが期待できるからでしょうか。

ただそれは、塾とのかけもちではかなり負担になります。

そこで、先生には必ずこの3つを伝えましょう。

発表会ではできるだけ楽に間違えないように弾きたいと伝える。
練習時間の確保の目安を伝える。
・苦手な部分があったら先生に伝え、
 簡単に弾けるようにアレンジ(編曲)してもらう。

この3つがとても大切になります。

乗り越えれば、子供の自己肯定感アップにつながる

今回ご相談いただいた、お母さま。
先生とコミュニケーションをとり、この3つを先生にお伝えしたところ

苦手な部分の編曲(和音を減らす、苦手な小節をカットする)
をしてもらうことができました。

発表会に出ないという選択肢もありますが、
なんでも諦めるのは簡単です。

負担を減らしながら、発表会に出る方法を探してみてはいかがでしょうか。

子供も成長していくと、
2つ、3つの事を同時に並行して頑張らないといけない事がでてきます。

お子様のキャパを増やす、人生の訓練の一つだと考えて

どうやったら、両立できるか

親子で相談しながら決められるといいですね!

発表会が終わった達成感。

達成感は自己肯定感に繋がります。

塾の勉強をしながら、発表会も頑張れた

そんな経験をさせてあげられるように

大人同士がコミュニケーションを取り、

うまく段取りしてあげられるといいですね。

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