中学受験の学校見学はいつから行ったらいいの?
どんなところに行ったら?
中学受験において学校選びはとっても大切です。
子供にとってもその学校の第一印象が良ければ勉強のモチベーションにもつながります。
また中学受験を有利に進めるには併願校リサーチがとっても重要です!
中学受験の学校見学に行くタイミングや、本命だけでなく滑り止め・併願校に足を運ぶタイミングを
お子様の学年別に私の経験を踏まえた感想を含めご紹介します。
皆さまの参考になれば幸いです。
中学受験の学校見学はいつから行く? 学年別ポイント編
私立中学では入学式が終わったと思ったらすぐに学校説明会やイベントが開催され始めます。
学校見学って何年生のいつから行ったらいいの?っと思う方もいるかもしれません。
答えは…中学受験を決めたらすぐ!です。
本人が行くかどうかは別として、中学受験を決めたらまずは親御さんが学校調査を始めてイベントなどに足を運びましょう。
近年はオンライン説明会もたくさん開催されています。
人気の学校は申し込みの締め切りも早く予約も埋まってしまいます。
それでは具体的な学年別の見るべきポイントをご紹介しますね。
中学受験を考え始めた時~4年生
まずこの時期は、塾やエリアごとに開催される合同学校説明会には親だけで参加し、通える範囲内にある候補となりそうな学校のパンフレットをかき集めたり、担当されている先生と話をしましょう。
もちろんお子様連れでもよいですが本人が合同説明会は、小学生には楽しめる場所ではないですし、時間がもったいないかなっとも思います。その分ほかの事に時間を費やしてほしいですしね。
各学校のブースにはその学校の先生がいらっしゃいますので、塾で聞く話とは違う生の声を聴けますよ。
っというのも私の場合、下の子のための情報収集で一人で、のこのこ合同説明会に行き、各学校をめぐっていると、突然上の子の担任の先生に声を掛けられるという事態になりました💦
朝一番だったこともあり、ちょうど面談希望者がいなかったので、緊急親子面談のように息子の情報をゲットすることができました。
こういった合同説明会では塾の先生から聞く、又聞きの情報や、学校内で行われる説明会のように校長先生や学校主任の話だけでなく、現場の先生の生の声を聴くチャンスですのでおススメです。
そして、家から通える範囲の場所にある学校すべてをリサーチするくらいの気持ちで臨みましょう。
その中からパンフレットやHPなどの情報を踏まえて、親御さんが”ここは絶対に違う!”っと思うところ以外を残しておきましょう。
この段階では偏差値など考えず、距離と学校の雰囲気だけで行かせてもいいと思える許容範囲の学校を選択しておくとのちのち偏差値がぶれてきた時などに焦らずにすみますよ。
4年生~5年生
最終的に受験する学校は必ずオンラインだけでなく参加型の説明会やイベントに参加してください。
お子さんとは文化祭や参加型のイベントなどに参加するといいですね。
先生方のお話を聞くことが中心の説明会では子供は退屈してしてしまい、学校に良い印象が持てなくなってしまう場合も。。。
その点、文化祭や体験型イベントなどはお子様も楽しめるので良い印象が得られます。
ただ欠点として、いつもの学校の様子…とはちょっと違ってしまうというデメリットもあります。
そういった普段の学校の様子は別の機会を利用して先に親御さんが事前チェックをしておくくらいの余裕があったらいいですね。
もしもやりたい部活が明確になっている場合は、その部活の情報なども確認してみてください。
夏休みなどに体験会などを行っている部活もありますよ!
特に部活に力を入れていて強い学校はその傾向にあります。
お子さんがイベントなどに参加している間、親御さんは我が子を見学するのではなく、先生方の会話の様子、生徒さんと先生の話している様子などをチェックして先生方の雰囲気や生徒との関係性を確認してください。本当に良い学校は先生方も楽し気ですし、お子様たちものびのびしています。
ぜひ冷静に学校内をくまなくチェックしてみてくださいね!
また、見学する学校は、親御さんがまず下調べをして、親御さんの目にかなった学校にお子さんを連れて行った方が、受験校の親子間のミスマッチが起きにくいと思います。
そしてお子様が ”ここに入学したい❤”と思って勉強のモチベーションになるように戦略を立ててくださいね。段取りと誘導でお子様のモチベーションが変わりますよ。
6年生
勉強・模試・特訓コースなど本当に忙しくなります。
ただ、受験しようと思っている学校に一度も行ったことがないというのは考えもの。
合否判定テストや公開模試は私立中学校が試験会場になっている場合もあります。
説明会やイベントにどうしても参加できていない場合は、そういった機会を活用して
最低限通学路と学校の設備だけでも確認してください。
学校によってはお子さんが試験を受けている間に学校説明などをしてくれる学校もあります。
車で校門まで送迎 ではなくて、お子さんと一緒に公共交通機関を利用して学校に行き
お時間があればそこで親御さんは学校の説明会に参加したり、学校周辺を確認するなど
中高6年間我が子が通うかもしれないと想像して確認してみるといいですね。
また6年生の秋に開催される、受験する予定の学校説明会は絶対に親御さんが参加してください。
もう何度もに行ったし面倒だから行かないっというのはダメです。
というのも学校側はちょうど試験問題を作っている時期。
「試験に向けての傾向と対策」という話を、説明会の中でしてくれる学校もあります。
この情報を聞かない手はありませんよ!
中学受験の学校見学はいつから行く? 併願校・滑り止め候補探し編
本命中学の見学は行くけれど、滑り止めや併願校は行かないっとお考えの方もいるかもしれません。
見学に行けば1日潰れてしまうし、面倒だし、ほかの兄弟や自分の仕事で時間が取れない…などなど理由は様々だと思います。
けれど滑り止め、併願校も必ず受験前に学校に行くことをお勧めします。
本当は時期としては4~5年生がベストですが、その時期には併願校なんて考えてもいませんよね?
ですので、前項でもふれたように、早めに親御さんがここは違う!っという学校以外を調査しておいて出来るだけ早い時期に併願校になりそうな学校にも見学に行っておくとよいですね。
イメージとしては、先にとりあえず見ておく➜6年生になってから併願校としてチョイスする感じです
どんなに成績のいい子でも、どんなにA判定しか出ていない学校でも受験当日になにがあるかはわかりません。 体調、天気、試験問題いろいろなものが起因して残念な結果になることも多々あります。
受験当日しか行ったことがない学校しか合格しなかった時のお子さんの身になってください
もちろん本命1本! あとは練習や記念受験しただけで、公立に行きます!
と思っている方は別ですが。。。
合否は頑張って勉強してきた結果です。
たとえ滑り止めでも、きちんと事前に見学して、行ってもいいかな?っと思えていれば、受かった時にはそれなりに嬉しいものですよ!
その学校に行ったこともない。ほかの学校に合格すると思っているから全く眼中にない。行く気もない。そんな学校にしか受からなかった時のお子さんの心境を考えてみましょう。
併願校でも滑り止めでも、その学校の良いところ、お子さんと雰囲気が合うところを見つけておいて
第一希望がダメでも、そのご縁があったその学校もとっても素敵だよ。合格してよかったねっと言って中学受験を乗り越えた事を褒めてあげられる環境にしておきたいものですね!
まとめ
今回は中学受験の学校見学はいつから行くべきか。学年別に見るポイントなどをまとめました。
私立中学の学校見学や説明会の参加は早ければ早いほど良いです。
ただし、全部にお子さんを連れていく必要はありません。
まずは親御さんが取捨選択して、ここは無理だなっという学校を省きましょう。
良い学校を選ぶというよりダメな学校を候補から外すというやり方をおススメします。
お子さんが5年生の時にできるだけたくさんの学校を見学できるのがベストです。
しかし、受験を決心した時期が遅い場合は仕方がありません。
学校によっては文化祭やイベントがない日でも敷地内見学はOKというところもありますので、最後まで諦めずに早めにチェックしましょう。
我が家の場合
我が子の場合、礼拝・お祈りとかそういうことに拒否反応を示すタイプの子でしたので、4-5年の時にまず私が学校説明会で学校の様子を聞き、ここは我が子には水が合わないだろう…と思われるところを省きました。
5年生の時にその中から本人が選んだ6校ほど見に行きました。
また、気になる部活もあったので、地区大会などにも観客として見に行ったりしたことも‥
10校くらい見に行きたいと思っていましたが、意外とタイミングが合わないもの。
早くから計画をしていたにもかかわらず、最終的に1校だけ…
受験するつもりなのに行ったことがないという学校がありました。
これは完全に私の段取りミスで猛省したものです・・・
早いうちにその学校の年間行事のタイミングを把握しておくと、イベントなどの募集開始日の予想ができるので満席で参加できなかった―なんてことにはなりませんよ。
出遅れてしまった場合は、勇気を出して直接学校に連絡!
敷地内だけなら見て回ってもOKっという学校もあります。
外回りだけでも見学できたらラッキーですね!
お子さんにあった学校が一つでも多く見つかるようにお祈りいたします!!
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