中学受験を予定している6年生の夏休み。夏を制する者は受験を制するなんて言葉もあります。
受験期最後の夏休み。どうやってすごそう。家族でお出かけは?
夏休みに成果を出すにはおうちの勉強環境が大切です!
今回は夏休みのおうちの勉強環境と夏休みの過ごし方の大切なポイントご紹介!
全部 塾の夏期講習に丸投げでおうちはいつも通り!
というご家庭も多いかと思いますが、ぜひおうちでの勉強環境を見直して、家族一丸で中学受験を乗り切りましょう。
私の経験や知人の経験をもとに、良いとこ取りをした情報になっています♪
1つでもいいので、できるところを取り入れてみてくださいね。
中学受験6年生夏休み おうちは勉強環境一色に
夏休み中の最も大切なことはおうちをマルっとまるごと勉強環境にすることです。
家族や兄弟が夏休みモードでゆったりしている中で、小学生の子供が一人受験と戦えるはずありませんよね?
兄弟がゲームをしていたらやりたくなるし、テレビを見ていたら見たくなる。普通の事です!!
具体的には
・お子さんの模試の見直しはお子さんが勉強しているおなじ部屋で(リビングだったら隣で)やる。
なぜなら、親御さんが忙しい時間を割いて自分の為に模試の見直しをしている姿をみることで、一人で勉強しているのではなく家族みんなで取り組んでいるのだという事を印象付けられるからです。
・受験生が勉強しているときは家族全員で漢字検定・英語検定などの検定にチャレンジさせる。
小さいお子様だったらひらがなの書き取りなど、とにかくなんでもいいので家全体を勉強環境にする事をお勧めします。
我が家の場合は子供たちの受験のタイミングで、
夫婦でTOEIC、英検、貿易検定、フード検定、世界遺産検定などの検定試験にトライ!
もちろん、兄弟は漢字検定と英検にチャレンジしました。
想像してみてください。
自分ひとりが台所で忙しくしているときに家族全員がリビングでテレビを見て大笑い…悲しくなりませんか?
それと同じ。両親や兄弟がテレビを見てリラックスしている時にひとりだけ勉強…
そんな状態、自分がその立場でもやる気スイッチを見失なってしまいそうです。
ぜひ家族全員でそれぞれの目標を立てて、ひと夏を乗り越えましょう!
中学受験6年生 夏休みの過ごし方
母の夏休みは6月から。親のサポートポイント
親御さんの夏休みは6月から始まっていると思いましょう!
そろそろ夏休みの計画…と思ったらまず、
親御さんが 今までにお子さんが受けた模試を全部確認するところからスタートさせてください。
なぜなら、お子様自身で、弱点発見・克服対策・スケジューリングまで、できないからです。
具体的な方法としては、たとえば
模試の結果を見て、正答率が髙いのに間違っていた問題をピックアップします。
それをもとに苦手単元を見つけていきましょう。
間違えた個所がランダムすぎて単元がわからない場合は、
とりあえずその間違えた問題をすべてピックアップして夏休みの復習用に整理していくのも一つの方法です。
我が子の場合は、理科の天体・歴史の戦国を落とすことが多かったので、間違えた問題のコピーをとり、ファイリングしておりました。
お子さん自身がどういう問題が苦手なのか、本人はもちろん、親御さんがそれを知ることもとても大切です。
中学受験は親子二人三脚
夏休み中のお子様は勉強するだけという環境にしてあげましょう。
生活リズム
まず最も大切なのは生活リズムを変えないということ。
学校がないからと言って、いつもより遅く起きるなんてことのないように。
受験本番は午前中。午前中に頭がフル回転できるような生活リズムを夏休み中に作りましょう!
この時期に朝型にシフトしていくというのも一つの方法です。
そして当然ですが、親御さんも同じ朝型にシフトチェンジしてくださいね!
睡眠
’夏休み’ というと、ついつい夜遅くまで起きてしまいがち。
ですが睡眠時間はきちんと確保しましょうね。
私は睡眠指導士の資格をもっているのですが、
ある講義の中で、アメリカの高校生を対象にしたデータの話がありました。
その中に成績の高い評価群の子は10時半ころに就寝し7時間30分近く睡眠時間を確保しているというデータも出ております。
そもそも日本人は諸外国の方に比べて、睡眠時間が少ないといわれてますね!
学業成績においては、ある一定の適切な睡眠時間が必要と言われています。
小学生のお子さんの場合は心も体も成長過程の大切な時期。
夜更かしは厳禁です。
スケジュール管理
スケジュールは細かくしすぎず、10日で1クールの4つに分けてスケジューリングします。
理由としては、細かく設定しすぎると、できなかった時にマイナスな印象になること。
またスケジュールはスケジュール通りにいかなくて当然だからです。
具体的にはまず全体像として
10日に1クールの4つに分けてスケジューリングすることをおススメします。
・学校の宿題は7月中に終わらせる。
・気分転換になりそうな宿題はとっておき8月の受験勉強の合間に行う。
・今までの模試のできなかったところを復習する。
目安としては2日で1単元程度にとどめ、5単元ほど終了させた段階で、今までやった5単元を再復習するくらいがよいと思います。
ただこれも、夏期講習中はその宿題に追われてしまうこともあるのでうまく進まないかもしれません。
けれど、宿題におわれて、宿題を終わらせることが目的となってしまい、全く復習や理解が進まないというのは本末転倒です。
明らかに宿題が多すぎるときなどは、ぜひ塾の先生と相談して優先順位を確認することをおススメします。
次に、1日のスケジューリングの時間配分の目安は下記の通りです。
ただ、お子様に合わせて臨機応変に調整してくださいね。
勉強時間が長ければいいというものでもありませんし、短くても集中できればOKですよね。
そのお子様のタイプによると思いますので一つの目安としてください。
まとめ
今回は夏休みの過ごし方について書きました。
特におうちをまるごと勉強環境にする っということが最も大切です。
これをチャンスと思って家族全員で新しい学びにチャレンジすることをお勧めします。
みんながステップアップできる夏なんて素敵じゃないですか!!
もちろん、お子さんのサポート(苦手単元の克服)が一番です。
1つでも多く苦手単元を克服するには親御さんのサポートが必要です。
模試のチェック、苦手単元の洗い出し、これは親御さんにしかできないサポートです。
絶対に塾任せにせずに、家族ワンチームで頑張りましょう!!
学ぶことは素晴らしいことです!
数年後、リビングに集まってみんなでひたすら勉強した・・・
そんなひと夏の思い出が、良い思い出になりますように…
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