年が明け、いよいよ中学受験本番まで1か月を切りました。
お子さんによっては1月が本番という方もいらっしゃるかもしれません。
年末年始のイベントを横目で見ながら頑張ってきたお子さんの努力もあと1か月。
この最後の大切な1か月にやっておくべき事。そして効果的な過ごし方をアドバイスします。
合格を勝ち取るための過ごし方 生活編
実はこの時期最も大切なのは、追い込みの勉強よりも体調管理です。
以下の4つは絶対に心掛けてほしい内容です。
朝型へのシフト
まだこの時期に夜遅くまで勉強しているお子さんがいましたら今すぐ朝型へ変更しましょう。
体と脳のリズムがとても大切です。
テスト時間のタイミングに最大限に脳がフル活動できるようにするには、
早くからリズムを作る必要があります。
午前中にぼーっとする・・・なんてことのないようにしてください。
これは基本中の基本。 必須です!
よく食べ、良く寝て、体調管理
どんなに勉強時間が足りないと思っても、食事と睡眠は最優先しましょう。
当日の体調不良ほど合否に影響することはありません。
ここまで頑張ってきたお子さんの努力を無駄にしないためにも、勉強より体調管理を優先しましょう。
しっかり朝日を浴びて、適度に体を動かすことで心身ともにリフレッシュでき、免疫力も高まります。
インフルエンザやコロナ、冬特有のウイルスなど、免疫力が落ちていると感染しやすくなります。
特に受験まで1か月を切り、プレッシャーや緊張から不安定になるお子さんもいる事でしょう。
心の不安が体調にも影響しますよ。
家族全員が受験生と自覚する
体調管理は受験生本人だけではありません。
家族がウイルスを持ってきてしまっては大変なことになります。
ご両親、ご家族、全員が自覚をもって行動して欲しいですね。
この時期に新年会、新春イベントなどにご家族が参加してウイルスをもらってきた!
なんてことにならないように、家族全員がしっかり体調管理し、自粛した生活を送ってください。
ネガティブ発言はしない
この時期のネガティブ発言は厳禁です。
どんなに不安なことも、気休めとわかっていてもポジティブな言葉に変換しましょう。
例えば・・・
インフルエンザが大流行=
しっかり手洗いマスクもしている。普段から免疫つけてるから大丈夫
最後の模試で点数が悪かった=
本番はわかる問題を正確解くようにすれば大丈夫。同じ問題が出たら次はできるから今できなくてよかった。
また一番お願いしたいことは親御さん自身のメンタルです。
お子様への声掛けは大事ですが、親御さんが冷静でいられるように心がけてください。
親御さんのヤキモキはお子さんに伝わります。
お子さんの前では、不安など1ミリもない心穏やかな大人な対応でいれらるように努めてください。
無駄に不安がらず、最後の最後までできることをやり切る
これがとても大切です。
合格を勝ち取るための過ごし方 勉強編
新しい分野に手を付けず、復習に専念する
この時期に新しいことに手をつけるのは避けましょう。
今までの総復習。過去問の解き直しに注力してください。
出来そうな問題を確実に解く それが合格に繋がります。
毎日時間を測って計算問題を解く
計算問題は緊張しているとケアレスミスが発生しやすくなります。
普段から時間を測るなどして、適度なプレッシャーの中で計算問題を解くことで
ケアレスミスを減らす事が出来ます。
スピードと正確性が求められる計算問題!
毎日、過去問の計算問題などを活用して時間を測って取り組んでみてください。
知識を再確認
中学受験は知識の勝負 という面があります。
覚えるべきことはしっかり覚えるように再度確認しましょう。
あれ?どっちだったかな??っとなる事のないように。。
知識がしっかり定着すると得点アップにつながりやすいです。
知識問題でしっかり得点を取れるように再確認しましょう
最後に。。親御さんへの心構え
ここまできたら、もうほとんど結果は出ています。
悪あがきはせずに、できることを着実に最後まで取り組むことを大切にしてください
そして当日最高のコンディションで最高のパフォーマンスが出せるようにしてあげるのが親の役目。
お子さん以上に親御さんが不安になるご家庭も多々あります。
けれどそれをしっかり心の中に隠して、ドーーンと構えて当日を迎えてください。
親御さんの不安が一番悪影響です。
1人でも多くの受験生が志望校に合格できることを心から祈ります!
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