近所づきあいどうしてる? 香典返し・弔問返しの対応は?

知恵袋

前回まではご近所の方にご不幸があった時の対応策をお話しました。
今回はそれにまつわる 香典返し・弔問返しのお話をします。

実は最近ご近所の不幸が重なったのでこの記事を書き始めました。
今日思いのほか弔問返しが宅配便で届き、びっくり。。。
お持ちしたお供物と同等の品物がお返しされてきてしまいました💦

そこで弔問に伺った後、どのような流れになるのか。
弔問に来ていただいたとき、一般的にはどのように対応するのか
についてまとめてみました。

都内戸建て自治会なし在住 25年の私の体験を含めてお話させていただきたいと思います。

そもそも香典返とは。。。

香典返しとは、忌明け(=四十九日の法要を終えた)ことをお知らせし、感謝の気持ちを表すためにするお返しの事を言います。

半返しが一般的とされていて、いただいたお品物の半額程度のものを用意して贈ります。
しかし地域によっては3分の1の金額を返すのが慣習となっているところもあるようですので、3分の1~半額相当のものをチョイスするのがベストです。

品物としては、消えてなくなるいわゆる「消えもの」を贈るのが良いとされています。

同じ消えもの(食べ物)でも生ものはNGです。
お茶、コーヒー、海苔、乾物、お菓子 などを返すのが一般的っと言われていますね!

最近はカタログギフトが主流になってきているようにも思えます。
カタログギフトの難点はいくらのものを返したのかがはっきりわかるところではないでしょうか。。。

香典返し、弔問返し

ご近所というだけの関係で、自宅に弔問に来ていただいた場合、
葬儀や告別式のお返しとして使用した会葬返礼品が余っている場合には、 それをお返しとして活用することも良しとされています。

また、焼香だけで(手ぶらで)来てくださった場合や頂いたものが少額の場合は、後日にお礼状のみお送りして、別送でのお返しはしない場合もあります。

そして一般的には先ほどお話したように「半返し」が一般的です。

一般的にはこのように言われていますが、個人的な感想としては、あまりいろいろ考える必要はなく、臨機応変に対応してよいのではないかと思っています。

私が過去弔問を受ける側だった時、返礼品が余っている間はそれをお渡ししましたが、それ以外のタイミングで弔問を受け、手元に返礼品がない時は、そのままその場でお礼を申し上げて終わりにしていました。

理由としては、ご近所さんからいただいた品も3000円程度のものだったからという理由、もう一つはご近所の場合は長い目で見ればお互い様と思ったからです。
長い間同じところに住んでいればそういったことはお互い様ですよね?

ちなみに、先日立て続けに2件ご近所で不幸があり弔問にお伺いしたのですが一軒はその場でお礼のお言葉だけをいただいて終了。
もう一軒は49日が終わったタイミングくらいにお返しの品が送られてきました。

2軒とも3000円くらいのお供え物をお持ちしたのですが、違う対応でした。

いろいろなサイトや本にこれがマナーですっと書いてありますが、人それぞれ、思い過去の対応の仕方がありますし、型にはまりすぎず気持ちを伝える気持ちにこたえるっということを
大切にすればいいのではないかなと思います。

香典返し・弔問返しをもらってしまった

遺族に負担をかけない配慮をしようと思っていたけれど、結果として気を使わせてしまい(?)お返しをいただいてしまった。
そんなとき「どうしよう💦」と思いますよね。。。

まさに今の私の心境です。
ご負担にならないようにお伺いして、ご負担にならないようなものをお持ちしたつもりだったので
きちんとしたお返しをいただいてしまって大変恐縮しています。
なにかさらにお返しをしなければいけないかしら? と考えてしまいました。

ただ一般的に言われているのは、基本的に香典返しへのお礼は、必要ありません。

かえって申し訳なかったからそのお礼…っとつい考えてしまいそうですが、それは厳禁。
なぜなら、香典返しがそもそも「香典へのお礼」であるからです。
お礼に対して物を贈るなどしてお礼をするとなれば、お礼のループになってしまいます。

またこういった場合は「ありがとうございます」という言葉は使うべきではないようなので、

「お返しのお品が届きました。お心くばりを頂き、恐れ入ります。」
「お返しのお品を頂戴しました。大変な中、このようなお気遣いに恐縮しています」

っというような言葉で挨拶するのがベストかと思います。

まとめ

今回は私自身が、思いのほか弔問返しをいただいてしまったので、香典返し・弔問返しについてお話させていただきました。

最後に私の経験をご紹介しますね。
タイミングなども含めて参考になればうれしいです。

挨拶程度の仲:お向かいのおじさまの場合

ご家族とも年齢が我々と離れていることもありご挨拶とお天気の話をする程度での関係です。
1か月程度たってからその事実を知り、3000円程度のお線香を持ってご挨拶へ。
玄関先でご挨拶して終了となりました。(お宅に上げていただけなかった)。

挨拶・頂き物のおすそ分けをする仲:2軒先のおばさま

女性二人暮らしのおば様家族。気さくな方で食べ物のおすそ分けをいただくこともありました。
1週間程度たってからその事実を知り、3000円程度の供物用果物をもってご挨拶へ。
(その時期はデパートに行く余裕がなく、近所の果物屋で調達したために果物にしました)


お線香をあげて行ってくださいと促され、おじゃましてお線香をあげご挨拶
約1か月後、弔問返しで下記が届きました!
ネットで検索したら3000円強! 

完全にお渡ししたものより高額💦
半返しでもなんでもない、かえって申し訳ない状態です。。。 

ネットで確認したところ、3,630円のコースでした💦

葬儀屋さんのサイトなどには一般的なマナーなど、あれこれたくさん書いてありますが
結局は気持ちの問題


お互いの思いが通じることが一番ですよね。

今回私はお持ちした供物以上のものをいただいてしまった事実に、本当に恐縮しました。
けれど、それはそれ。 長い目で見ればお互い様と思うことにしました!!

皆さんもこういったことに遭遇した時、いろいろ思うことがあると思いますが、気持ちが伝わるっという事だけに焦点をあてて行動すれば後悔はないのではないかと思います。

少しでも参考になれば幸いです。

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