神葬祭 神式の葬儀の香典袋・お作法どうする?

知恵袋

わたくし、、人生半世紀生きていますが、なんと初めて神式の葬儀にお伺いしました。

お伺いする前に、「神式です」と伺っていまして、まず頭に浮かんだのが、

神式?神社??香典袋の種類が違うんだよね・・・レベルの思考でした。

そして何の知識もなく、お伺いしてしまったため全くお作法がわからず、大パニックすることに!!

知らないって恐ろしいですね。

今回私が伺ったとき、たまたま訪問者が途切れたタイミングで伺ってしまい、前の人がどうやっているのか見るすべがなく、見様見真似が出来ない状態💦

思わず、慌ててあとずさりし、お作法をスマホでざっくり確認してから対応する羽目になってしまいました。
係の方に大丈夫ですか?っと声掛けいただいたほど、挙動不審だったと思います。。。

大人として本当に恥ずかしい限りです・・・(猛省中)

いざという時の為に、今回改めてお作法を確認したので是非参考にしてくださいね!

神式の時のお香典

神式の葬儀は 神葬祭 と言われており、
香典は 玉串料(御玉櫛料) と呼ばれています。

玉串料の金額は仏式の香典と同じくらいと考えて問題はないようです。

私も普段包む金額を包みました。
ちなみに会社関係だったので5000円にしてます


袋ですが、5000円程度でしたら、印刷されたものでもOKのようですが、
金額が高い場合はそれに応じて、黒白の水引や双銀・双白を選ぶといいようです。

また袋は無地のものを選ぶ必要があります。
何となくお花の絵があった方がかわいいかな…など軽い気持ちで考えるのはNG。

蓮の花が描かれているものは仏式百合の花はキリスト教式 となっているそうです。

私は印刷された黒白の水引にしました。もちろん無地の袋です!

表書きは、御神前 ・ 御玉串料 ・ 御榊料 などが 神式のマナーですが
御霊前 が宗教を問わず全般的に使えるので便利です。

まとめると
 袋は無地 水引は 黒白か双銀(全部銀)か双白(全部白)
 表書きは ご霊前・御神前・御玉串料

が良いようです。文房具コーナーなど、袋がたくさんあるところで、袋の裏のパッケージに選び方が書いてあるものがあるので、それを参考にして選ぶとよいですね。

神式の時のマナー

ここからが、私が今回初めての体験で慌ててしまったところです!

勝手な思い込みで、葬儀ではお焼香をするものだと思っていました。
(無知って怖い)

が、到着した瞬間、なにかがいつもとちがう!?? 会場の光景が…

私のように慌ててその場でネット検索しないように下記を参考にしてください。
ここからはイメージしながら読んでくださいね。

神式の時はお焼香ではなく、玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行う。

神式の時は玉串奉奠と呼ばれるものを行います。

一言で子供にもわかるように言うと、葉っぱの付いた枝をお供えする です。

具体的な流れをご紹介します。

・入口入ったら前に進む

・係の人から玉串(榊)(葉っぱの付いた枝)を受け取る
 係の方に、軽く一礼
 玉串を差し出されるのでそれを受け取る。
 受け取るときは枝に右手を上からのせ左手は葉っぱの下から支える形で両手で受け取る

・胸の前でその状態を保ったまま、祭壇の前に進む

・そばにご遺族がいらっしゃれば、そちらに一礼

・遺影にむかって一礼

・枝の根元を自分の方に向けて持っている手を変える
  ➜枝の根元をご霊前の方に向ける
  ➜そのまま台に置く
 手元で枝をぐるっと時計回りで一周させるイメージです
 
・一歩下がる  二礼 二拍手(音を立てずにしのび手) 最後に一礼

・遺族の方がいれば遺族に一礼

簡単に説明するとこんな感じです。イメージできましたか?

文章にするとややこしく感じますが一度やってみるとそんなに難しい動きではなく、自然の理にかなっている動きですので是非イメージしてみてください。

神式の時のNG

数珠について

数珠を持ってはいけないので手ぶらで行きます。
数珠は仏具です。そのため神式では持参しないことがマナーとなっています。

数珠に関しては実は私は持って行っていたのですが、一緒に行った人が忘れたと言っていたので、あえて出しませんでした。
結果的にそれが正しいマナーだったと後から知りました

一緒に行った人も数珠がNGという知識を持っていなかったのです💦

言葉

「お悔やみ申し上げます」「ご冥福をお祈りします」
は仏式用語なので使わない方がよいようです。

理由は、 神式では死後の世界は存在せず、家の守り神になると考えられているからだそうです。

「御霊(みたま)のご平安をお祈り申し上げます」 「安らかに眠られますよう」
 のような言葉を使うようにしましょう!

NGワードがあるということを後から知りました。
当日は特にこのような言葉かけをするようなタイミングに遭遇しなかったので、こちらもマナー違反を起こさずにすみました。。。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
全く経験のない方はイメージさえつかみづらいのではないかと思います。

個人的に大切だと思うことは下記の3つです。

香典袋は神式を利用する
 白の無地の袋
 水引は黒白・双銀・双白のものを選択

数珠は持たずにご挨拶する

声掛けするときは、NGワードに気を付ける

玉串奉奠のお作法が多少違っていても、それを気になさるような方はあまりいないのではないかと思います。

心を込めてご挨拶すれば、許していただけるのではないかと考えています。

後から検索して知ったのですが、本来は玉串奉奠の前に手水の儀があるそうです。

これはご挨拶の前に参列者の身を清めるために行うものです。

桶からひしゃくで水をすくい、左手➜右手➜左手 の順で水をかける
最後に左手の水で、口を軽くすすぐ。

初詣の時に神社に行った時などに、目にすることも多いですよね?

今回私はこれをやった記憶がありません。
一般的に水の入った手桶が入り口に準備されているそうですが、気が付かなかったのか、省略されていたのか…
💦

香典袋が違う
そんな浅い知識しかなかった私…
こんな私のように現地で慌ててしまわないように、

たいして違いはないだろうと、勝手に判断せず、事前にちゃんとマナーを検索してから対応されることをお勧めします。

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