今の時代、習い事をしているお子さんが多いと思います。
特に中学受験をする余裕があるようなご家庭は、幼少期からいくつもの習い事を掛け持ちしていませんか?
中学受験の勉強が始まると忙しくなり、ほかの習い事をどのタイミングでやめるか、お休みするか悩みますよね。
せっかく子供の可能性を広げるために始めた習い事を簡単にやめる決心はつかないもの。
今回は中学受験と習い事の両立に関して、我が家の経験談を元にお話しします!
最後までお読みいただけたら嬉しいです。
習い事はいつまで続ける?
習い事の種類やお子さんの体力・学力により多少違いはありますが、
小学校6年生の夏まで続けても第一志望に合格している子はたくさんいます。
習い事=勉強の妨げになる というわけではありません。
習い事以外にもっと妨げになるものはたくさんあります!!!
ただ、一般的には少しづつ習い事の整理をして、小学校5年生の夏をすぎたら、本当にやりたい1つだけを残して後は整理することをおおススメします。
本人が習い事を望んでいないのであれば、
受験勉強を始めてすぐに整理してしまってもいいですね!
実際問題として、学年が上がるごとに塾の授業がある日も増え、組み分けテスト・模試なども週末に開催されるので、現実的に習い事を続ける時間的余裕がなくなってきます。
5年生の夏を過ぎたころからは、塾の合間に習い事が入れられるようにして、
決して塾よりほかの習い事を優先しないようにしましょう。
受験勉強を始めたときにお子様と、方向性をきちんと話し合っておきましょうね。
最初から習い事を今後どうしていくか話すことが本当に大切です。
模試の結果が悪いからやめさせる!! など、後から条件付けするのは厳禁!
最初からの計画として習い事をどうするか、なんとなくでもいいので会話をしておきましょう。
また、やめるときは
「勉強するためにやめるのではなく、目標達成のために優先順位をつけるためにお休みする」
というように
受験勉強のために何かを犠牲にしたという印象にならないように、きちんと話し合って区切りをつけるようにしましょう。
習い事の種類別。両立のポイントとやめる目安
勉強系の習い事
公文・英会話・理科教室・プログラミング教室など勉強系の習い事との両立は本人が望めば6年生になってからも続けてOKだと思います。
特にプログラミング教室・英会話などはこれからの時代、持っていていなければならないスキル!
受験勉強では身に着けられない技術です。
公文の場合は小学6年生までのカリキュラムを先取りで終わっていれば、早々にやめてしまいましょう。たとえ続ける場合でも、6年生をすぎたら、先生と相談して、宿題無しの週1回通うだけの状態にしたほうがベスト。公文の宿題をやる時間があるなら受験勉強したほうがいいですよね!
週に1回気分転換・リフレッシュを兼ねて、別の環境に通うことはお子さんの精神安定を助けてくれるはずです。
本人が望んでいて、余裕があれば、6年生の秋ごろまで続けても問題ないと思います。
芸術系の習い事
芸術系の場合、自宅練習や宿題、発表会などがあることで時間を取られることが難点です。
教室の先生やお子さんと話し合い、レッスンの時だけ気分転換に通い、自宅レッスンや発表会などができないことを理解していただければ、情操教育的にもリラックス、リフレッシュできて良いと思います。
それが可能で、週に一回程度でしたら6年生の夏過ぎまで続けても問題ないと思います。
お教室やその子のスキル(才能がありそうだと思われていたら特に)によっては、先生がいい顔をしない場合があります。(現にうちの娘のバレエ教室の先生はそういう傾向がありました💦)
みんながみんな、中学受験に理解があるわけではありません。
そんなに勉強させてどうするの?っという意見をお持ちの方が一定数いることは間違いありません
ただ、中学受験にチャレンジすると決めたら、勉強が最優先。
習い事の為に模試をお休みするなんてことのないように・・・
運動系
団体競技の場合は区切りがあるのでわかりやすいですね。
5年の大会を最後にやめることをお勧めします。
どうしても続けたい場合、それ以降は試合には出れない旨を伝え、チームがOKなら週1程度。
ただそれも、運動系は怪我や体力消耗のリスクがあるので、
6年生のGWあたりにはやめることをお勧めします。
聞き手を怪我したなんてことになったら大変です!!!
加えて特に運動系の場合、注意をしなければならない事があります。
それは、時々しか行かないというのはかえって怪我の原因になるという事です。
本人が動けると思ったのに、久しぶりで体がいう事を聞かなくて怪我につながることがよくあります。
水泳などけがのリスクが少ないものは別として、
屋外の団体スポーツ(サッカー・野球・ラグビーなど)やクライミング、体操などは5年生の大会までとしましょう。
気分転換&リラックスを求めるつもりが、疲労&怪我‥なんてことになったら困りますよね。
まとめ 我が家の場合
習い事は、早く整理できればそれでOKですが、
本人が望んでいる限りぎりぎりまで続けさせてあげたいものです。
何よりも重要視するのは、本人の意思、体力、時間的余裕 です。
ここが無理なら必然的にやめるしかありません。
余裕があれば、6年生の夏が終わるころまでは頑張っても良いのかなっと思います。
我が子はもともと、水泳とサッカーと塾の3つを続けていましたが、
5年生の1月に水泳をやめ、サッカーも6年生のGWで終わりにしました。
やめたタイミングは、サッカーは土日に練習や試合があり、
模試と重なって出席できないことが増え、
結果、チームに迷惑をかけてしまうような状態になってきたタイミングで、
本人が辞めると言い出したからです。
お友達の中には6年生の夏の合宿まで行き、男子御三家に入学したような子もいました。
けれど、両立できるかどうかは個人差があります。
ただ言えることは、親が無理やり辞めさせると後悔が残り、本人も消化不良。。
現実問題として、時間的にも両立は厳しくなってくるので、
本人が決心するまでやらせるのも一つの手段だとおもいます。
けれど、続けるときには上記に記載したように条件をつけて、負担を減らすように心がけてください。
お子さんを縛り付けるのではなく、
やりたいことを犠牲にするのではなく、
目標達成のために取捨選択するのだということを認識してもらい
納得のいく形で、習い事をお休み(やめる)できるといいですね。
皆さんの習い事の整理の参考になればうれしいです。
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