先日、モラハラに関する学びの場がありました。
今回は、そこでの学んだことをアウトプットさせてくださいね。
言葉や態度で相手を傷つける「感情的虐待」は
殴る、蹴るなどの「見える暴力」とは違い、静かに、着実に子供の心に深い傷を残します。
そしてそれは、たとえ子供に直接向けられていなくても、
親同士の間にある「見えない暴力」から影響を受けます。
たとえば、母親が父親からいつも人格否定をされたり、責められていたとしたら…
それを見て育った子どもはどう感じるのでしょうか?
親が壊れていく姿を、子どもは見逃さない
感情的に支配的な夫と(モラハラ夫)暮らす母親が、
日々自信を無くし、恐怖や不安におびえていると、子どもは敏感に感じ取ります。
「ママが泣いている」「パパの前ではママが笑わない」
それだけでも子どもにとっては大きなストレスです。
子どもにとって親は「安心の源」です。
その安心が壊れている様子を、毎日のように目にすることで、
子どもは知らず知らずのうちに
「自分が悪いのかもしれない」「自分が我慢しなきゃ」っと思うようになります。
自尊心の低下と、将来の人間関係への影響
モラハラのある家庭で育った子どもは、自尊心が育ちにくい傾向にあります。
褒められるよりも、批判されたり、無視されたりする経験が多いため
「自分には価値がない」「どうせダメだ」っと感じてしまうのです。
さらに、大人になった時に影響が出ることもあります。
- 人間関係で「相手に合わせすぎてしまう」
- 恋人や配偶者に対して「必要以上に怖がってしまう」
- 自分は愛されないっと思いこみ、傷つくことを避けようとする。
これはまさに、子供時代の経験が心の深い部分に残っている証拠です。
親は変われる。気づいた時がスタート!
では、どうすればいいのでしょう。
まずは「気づくこと」が第一歩です。
もしあなたが、「あの人の言葉、わたしを追い詰めてたかもしれない」っと思い当たるなら
それはとても大きな前進です。
そして、きちんと子どもと日々向き合うこと。
「あなたのせいじゃないよ」「私も辛かった。ここから一緒に変わっていこう」
っと伝えていくことが大切です。
完璧な親になる必要はありません。
でも、「安全な場所」になれる親を、今から目指していくことはできます!
子供の未来を守るために
家庭の中での感情的な支配やモラハラは、表に出にくいからこそ
長く続いてしまうことがあります。
もしあなたが今、「これって…もしかしてモラハラ?」と気づいたなら、
その直感はきっと正しいです。
まずは自分自身を大切にすることから始めてください。
あなたが変わることで、子どもも「安心していいんだ」と感じられるようになります。
あなたと子どもが、本来の自分らしさを取り戻していけますように…。
コメント